1.予測手順
日照阻害の予測計算の手順は以下のとおりです。
2.予測式等
予測式は、太陽の高度・方位及び構造物の高さ・方位等を用いた理論式を用います。 季別の太陽高度・方位のイメージは右図のとおりです。 |
弊社の日照阻害(日影)の予測モデルは以下の特徴があります。 ①高架の桁下から入る日照を考慮できます。(下図参照) ②山間部では周辺の山の尾根で生じる日影を考慮できます。 ③高低差の大きい複雑な地盤高さの箇所についても予測できます。 ④日影の影響を定量的に算出することが可能です。 |
3.予測結果
(1)等時間日影平面図
冬至日における日照阻害の等時間日影平面図の予測結果は以下のとおりです。
日影の発生時間は桁下から入る日照の影響により、橋脚と橋脚の間では橋脚のある箇所と比べやや短くなっています。
(2)等時間日影横断図
任意の断面における日照阻害の等時間日影横断図の予測結果は以下のとおりです。
敷地境界から4m~11mの範囲内で最も日影時間が長くなります。